2014年5月4日日曜日

広大な溶岩台地を行く ~チェーン・オブ・クレーターロード

キラウエア火山に行くと、まずはビジターセンターでトイレを済ませたり、付近の地理を確認したりすると思います。

そしてそのまま車で直進してジャガー博物館から、白い噴煙を吹くハレマウマウ火口を見ることでしょう。

<ハレマウマウを見たときの写真はこちら

もうひとつ、火山国立公園に入って程なく、ビジターセンターの方に行かずに道を左に曲がると、チェーン・オブ・クレーターロードという、海に続く長い道があります。時間があれば、ここから海側まで行ってみることをお勧めします。

ここから海までは30kmくらいあり、普通に走っても40〜50分くらい掛かります。妻子からは、こんな黒い地面を延々見て何が楽しいんだ?と嫌がられましたが、ハワイ島の広大な大地を作った地球のエネルギーを感じることができます。

途中でハワイの鳥でもあるネネ(ワイルドギース)に会うこともあります。車で轢いてしまうと確か凄い罰金を取られるので、前だけでなく植え込みにも注意して運転してください。何より可哀想ですし。

やがて、ようやく大地が下り始め、向こうにハワイ島の南海岸が見えてきます。展望台で見たら、ちょうど虹が出ていました。


もう少し行くと道路が溶岩流で塞がれていて、車が通行できなくなっています。昔はカラパナというヒロの郊外のエリアまで海岸沿いの道が通じていたそうですが、今は通れなくなっています。

車を行き止まりのところに停めて少し歩いてみました。それなりに出入りは回転があるのですが、けっこう駐車スペースが限られているので、場所探しに少し苦労しました。


溶岩の上は、もともと溶岩の成分である石英が固まって細かなガラスの破片のようになっています。素足でサンダルとかだと何かの弾みで足を切ってしまうことがあるので、靴を履いた方が良さそうです。


先ほど車を停めたエリアは海から近いので、ハワイ島南岸の荒い外海でえぐられた崖の上から海を見下ろしてみました。波が荒々しく、岩がえぐれています。


ここから2時間くらい歩くと溶岩流が海に落ちて白煙を上げているのが見えるそうですが、Tシャツ、半ズボン、突っ掛けという軽装備では無理です。何か見えるかと思い、溶岩台地の海岸線の向こうを見てみましたが、さすが広大なハワイ島、見渡せる範囲で白煙のひとつも見えませんでした。



先日BSテレビでやっていましたが、ヒロから船に乗って見に行くか、カラパナから数時間掛けて歩いていくツアーを利用するのが良さそうです。

ちなみに道路から山側を見ると、こんな感じです。さすがビッグアイランドというべき、果てしない大地が見えます。


**ちなみにうちでハワイ島に旅行するときは、ファーストワイズさんという代理店に依頼しています。大手旅行代理店より安くて、そのくせハワイ好きのハートをくすぐるパッケージツアーが多く、しかも延泊やレンタカー(コナで借りてヒロで乗り捨て)とかこちらに変な希望にも柔軟に対応してもらっています。

ハワイ旅行専門店 ファーストワイズ


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